こんにちは♪( ´▽`)
ヨガインストラクターAYAです!!
今回は、コロナ禍で絶えず手洗いを行なって、更にはアルコール消毒や次亜塩素酸ソーダを希釈したものを使用したりして、手指消毒などを行っていると思います。
その結果、いつも以上に手荒れに悩んでいる方が多いと思います。
私自身も手荒れに悩んでいた一人ですので、今回は手荒れを治すための習慣やポイントなどを書いていけたらと思います。
目次
手荒れの原因や種類を知りましょう
手荒れの症状は、初期の段階では、
「かさつきや軽いひび割れ」
を認めることがありますが、これを、
「進行性指掌角皮症(しんこうせいししょうかくひしょう)」
と言います。
悪化すると、
「ヒビ・あかぎれ・赤み・かゆみ」
といった症状である、
「手湿疹」
になります。
①ひび・あかぎれ
ひびやあかぎれの主な原因は、手肌が乾燥し、角層の柔軟性がなくなることが原因で起こります。
なぜ、手肌が乾燥するのか?
空気の乾燥や気温の低下、中性洗剤の使用や水仕事などが原因で肌の皮脂がなくなることで引き起こされます。
ひびとあかぎれの違いを簡単に説明します。
⑴ ひび
ひびとは、肌の皮脂が無くなることで、乾燥し亀裂ができたことを指します。
⑵ あかぎれ
あかぎれとは、ひびの状態がさらに悪化し、乾燥が進むことで肌の柔軟性が低下し、亀裂が深くなった状態です。
この段階になると、痛みや出血などを認めることがあります。
②手湿疹
手湿疹とは、手指に炎症が起こり、湿疹ができる状態です。
主な原因が2つあります。
⑴ 慢性刺激性皮膚炎
慢性刺激性皮膚炎とは、手洗いや水仕事などにより、手が常に外的刺激を受けることで、ダメージが蓄積し生じる皮膚炎です。
職場で手を洗ったりする機会が多い、医療関係者や介護職、美容師などの美容関係者などは、この皮膚炎に悩むことが多いようです。
症状は、肌の乾燥が進行しささくれができたり、かゆみ、痛みが生じることがあります。
原因は、洗剤などによる手指の手洗いにより、手指の潤いが奪われ、バリア機能が低下することにより引き起こされます。
また、慢性刺激性皮膚炎は、冬に悪化することが多いということがわかっています。
冬季は空気が乾燥しており、水分が蒸発する時に、皮膚の水分も一緒に気化してしまいます。
そのため、乾燥がさらに進み、痒みなどの症状が出やすくなります。
⑵ アレルギー性皮膚炎
手湿疹の原因がアレルギー性皮膚炎の場合があります。
これは、特定の物質に対し、アレルギー反応を起こすことにより、皮膚に痒みや湿疹、炎症などが起こることを指します。
アレルギーの原因として、消毒液、ゴム手袋(ラテックス)、中性洗剤、シャンプーなどがあります。
アレルギーを持っていると、少し触れただけでも手荒れなどを引き起こし、悪化するとアナフィラキシーショックなどを引き起こす恐れもあります。
特に、肌のバリア機能が失われている冬場は、特に症状が出やすくなります。
重症化を防ぐ手洗いの習慣を改善しよう
ひどい手荒れを抑えるためにはどうすればいいでしょうか??
実は、手洗いを改善することで、手荒れの重症化を防ぐことができます。
①水温の変更
手を洗う際は、人肌くらいの温度(32℃〜35℃)のぬるま湯で洗うこと
寒い季節はお湯で手を洗うことが増えますが、熱いお湯は皮脂を失わせる原因になります。
②洗い方の変更
汚れや菌などが気になることで、ゴシゴシ洗ってしまうのは禁忌です。
摩擦により角層を傷つけ、手荒れを悪化させる原因となります。
③洗剤の変更
中性洗剤やハンドソープを低刺激に変えることです。
洗浄力が高すぎると、皮脂などを必要以上に失いすぎることに繋がります。
④拭き方の変更
手を洗った後は、清潔なタオルで水分を拭き取りましょう。
濡れたままでは、乾燥が進み手荒れが悪化しやすいからです。
⑤手洗い後の保湿ケアの変更
手洗い後は、ハンドクリームで効果的に保湿ケアをしましょう。
ハンドクリームの使い方・選び方のポイント
手荒れを防止するためのポイントを書いていきます。
①ハンドクリームの塗る量・塗り方・タイミング
毎日塗っているのになかなか良くならないという方が多いのではないでしょうか?
⑴塗る量
1回に使う量は、人差し指の指先から第1関節まで、手荒れがひどい場合は第2関節を目安にすること。
ハンドクリームを2g以上使うことで手荒れが改善したという結果があります。
つまり、塗る量が少ないと、効果が期待できないということになります。
⑵塗り方
肌に馴染ませるように、マッサージしながら塗るのが効果的です。
指1本1本丁寧に塗り、指の股の部分にもしっかり塗り込みましょう。
寝る前に綿100%の手袋をするとより効果的です。
⑶タイミング
ハンドクリームは、手洗いした後に毎回塗るのがベストです。
忙しい場合には、せめて就寝前だけでもマッサージしながらハンドクリームを塗りましょう。
配合された有効成分がポイント
手荒れがひどい場合は、症状に効果のある有効成分が配合されたハンドクリームを選択すること。
手荒れのひどい場合は、保湿成分のヒアルロン酸やグリセリン、セラミドなどが入ったものがおすすめです。
ひび、あかぎれの症状がある場合は、炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウム、dlーカンフル、グリチルレチン酸などの抗炎症成分が配合されたものを選ぶのがおすすめです。
血行を促進する、ビタミンEやヘパリン類似物質などの成分が入っているものもおすすめです。
まとめ
今回は、この時期に女性であれば経験されている方が多いであろう手荒れについて書いていきました。
手荒れは、私生活にも影響しますので、しっかりと保湿していきたいですね!!
ひどい場合は、皮膚科に行くことがおすすめです。
今回はこの辺で、、、