こんにちは♪( ´▽`)
ヨガインストラクターAYAです!!
今回は、世界一座っている時間が長い日本人について書いていきます。
座りっぱなしがもたらす健康被害や死亡リスクはどのくらいあるのかについて、知らない人は多いと思います。
1日に数時間座っているだけで、多くの健康被害が起こりうる可能性がありますので、見てみましょう。
では、行ってみましょう!!
目次
- 日本で問題視されている長時間労働が危険な理由とは!?
- 運動しても座りすぎを解消できない!?
- 座った状態は第二の心臓が心停止状態!?
- 日本人は世界一座りっぱなしであるという現実
- 座りすぎを改善して健康寿命を伸ばしましょう!
- まとめ
日本で問題視されている長時間労働が危険な理由とは!?
今の日本では、長時間労働が問題視されており、それが更にどのような問題に直結するのかというと、
「座りすぎ」
という重大な問題に直面します。
欧米諸国では2000年以降、座りすぎということが問題視されるようになりました。
現在の日本でもそうですが、生活習慣病と言われる高血圧や糖尿病は座りすぎにより引き起こされる可能性が高くなるということがわかっています。
運動しても座りすぎを解消できない!?
イギリスでは、世界で1番早く座り過ぎに対するガイドライン(英国身体活動指針)を作成しました。
「就業時間中に少なくとも2時間、理想では4時間は座っている時間を減らして、立つ、歩くといった低強度の運動に当てるべきである」
と声明を出しています。
調査が進むにつれ、座りすぎは肥満や糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、悪性新生物などの疾患などを誘発し、死亡リスクが上昇することが分かってきました。
「悪性新生物の場合、座っている時間が長い時に罹患率が高くなります。顕著に増加するガンは、大腸癌と乳癌である」
と言われています。
1日の総座位時間が4時間未満の成人に比べ、
・8〜12時間の人であると20%増加
・12時間以上の人であると40%増加
するということが分かっています。
WHOが推奨する、1日30分以上のウォーキングやランニングなどの運動を週5日実施しても、解消できないと言われています。
座った状態は第二の心臓が心停止状態!?
なぜ死亡リスクや疾患の罹患リスクが上昇するのかというと、座っている間は、脚(ふくらはぎ)の筋肉が全く動いていないことがわかります。
座っている間、
「第二の心臓」
と言われるふくらはぎが、心臓で言うと心停止状態であると言うことです。
下半身に溜まった血液を、心臓に送り返すためには、ふくらはぎの筋肉量が必要であり、筋肉量不足であると、足が浮腫んだりと血液が滞ってしまいます。
普段、既往歴で心房細動(Af)や糖尿病、高脂血症などの疾患を持っていると、下肢に血液が溜まっていれば、血液がドロドロになり血栓ができやすくなります。
その結果、心筋梗塞や脳梗塞、肺血栓塞栓症などの重大な疾患を引き起こす可能性があります。
日本人は世界一座りっぱなしであるという現実
日本人の座っている時間は世界一長いと言うことが分かっており、世界20ヵ国の平均が5時間であることに対し、日本人は7時間であることが分かっています。
日本人は、非常に働きすぎであると言われており、勤勉な国民性であることから、7時間以上働いていたとしても、自分はもっと長く座っていると感じる人も多いかと思います。
仕事や昼食時6〜7時間
帰りがけの居酒屋で2〜3時間
帰宅後2〜3時間
が平均的であり、8〜10時間で平均9時間以上であることが分かっています。
1日8時間以上座っている人は、疾患への罹患率や死亡リスクは高まる可能性があると言われています。
座りすぎを改善して健康寿命を伸ばしましょう!
あくまでも、座ることが体に悪いというわけではなく、ずっと座っていることが体に害を及ぼすということです。
意識的に動く習慣を身につけることで、健康寿命を伸ばすことに繋がり、生活の質が向上します。
30分〜1時間に一度は立つ習慣を身につけましょう。
まとめ
今回は、座りすぎという点について触れていきました。
日本人は本当に勤勉で、仕事に打ち込むことができる人種です。
少しでも自分の健康について考え、運動を習慣化していきましょう。
今回はこの辺で、、、