こんにちは♪( ´▽`)
ヨガインストラクターAYAです!!
今回は、ワインを週に一本程度の適量な飲酒であっても、ガンになる確率が上昇するということについて書いていきます。
1週間にワイン1本に相当する「適切な量」と言われる飲酒であっても、生涯のうちに男性ではタバコを週に5本程度、女性では週に10本程度吸っている場合と同程度になることが示されました。
1週間にワイン3本に相当する飲酒量になると、ガンのリスクの上昇は、男性では週に8本程度、女性では週に23本程度吸っている場合に相当するそうです。
とても怖いですよね!
今のご時世、誰でも罹患する恐れがありますので、最後まで読んでいただけたらと思います。
では、いってみましょう!!
目次
飲酒におけるガンのリスクをタバコの本数に置き換えると驚愕!?
喫煙が、ガンのリスクを引き上げてしまうことは、よく知られていることであると思います。
一方で、飲酒も様々なガンのリスクを引き上げてしまうことが分かってきました。
飲酒は適量であれば、健康にもいいと言われており、その影響についてはあまり知られていません。
これまでに、咽頭癌、喉頭癌、舌癌、食道癌、肝臓癌、乳癌などの多くが、飲酒と直接関連付けられており、そのようなガンのリスクは、
「適度の飲酒」
と呼ばれる量でも、ガンへ罹患するリスクは上昇するということが分かっています。
既に、世界保健機関(WHO)の国際ガン研究機関(IARC)や、世界ガン研究基金、米国ガン研究協会などは、
「ガンのリスクを上昇させないための、適量という飲酒量というものはない」
との見解を発表しています。
このような現状を踏まえて、英国民の生活習慣を調査したところ、英国のガン罹患率・死亡データ、さらには欧米で行われた様々な観察研究データなどを利用して、適度な飲酒によるガン発症のリスクの大きさを推定し、喫煙の害に例えて示しています。
具体的には、1週間あたりのワイン1本に相当する飲酒量が、生涯にわたって飲酒・喫煙関連のガン発症のリスクをどの程度高めるかを、全く飲酒しない人と比較して明らかにしました。
また、そのリスクの上昇幅が、1週間に何本のタバコを吸った場合と同レベルになるのかを推定しました。
ワイン1本(750㎖)に含まれる純アルコールは約75gで、ビールでは350㎖缶を約5本分、日本酒では約3合に相当します。(この数値はあくまでも目安であり、アルコールの度数により多少異なります。)
※なお、日本の厚生労働省は、「節度ある適度な飲酒量」として、純アルコールで1日平均20g程度という目安を提示しています。
男性の消化器系のガン、女性の乳ガンが増加している理由
今回分析対象とした飲酒・喫煙関連で発症するガンとは、
・食道癌・胃癌・肺癌
・肝臓癌・腎臓癌・大腸癌・膀胱癌
・乳癌・子宮頸癌・卵巣癌
他にも多くありますが、あらゆる臓器で起こりうるということです。
タバコを吸わない人において、週にワイン1本に相当する飲酒習慣がある場合、生涯にわたって飲酒・喫煙関連ガンのリスクは、
男性で1.0%、女性で1.4%
高くなっていることがわかりました。
これがどういうことかと言うと、タバコを吸わない男性1000人とタバコを吸わない女性1000人がこのレベルの飲酒をしていると、飲酒をしない場合と比べて、
男性は10人、女性は14人がこれらのガンを発症する恐れがあることを意味しています。
さらに、飲酒量が増えて週にワイン3本分のアルコールになると、生涯にわたる飲酒・喫煙関連のガン罹患のリスクは、
男性で1.9%、女性は3.6%
上昇しました。
これは、タバコを吸わない男性1000人とタバコを吸わない女性1000人において、男性19人と女性36人がこれらのガンを発症する恐れがあることを意味しています。
飲酒によるガン発症リスクの上昇は、男性では主に、消化器系のガン(胃癌・喉頭癌・咽頭癌・食道癌・大腸癌など)の発症増加に起因していました。
一方、女性では半数以上が、乳癌でした。
喫煙が、生涯にわたる飲酒・喫煙関連ガンの発症に及ぼす影響を検討しました。
飲酒習慣のない人において、週に10本の喫煙は、生涯にわたる飲酒・喫煙関連ガンのリスクを、
男性で2.1%、女性で1.5%
高めていました。
週に30本の喫煙になると、リスク上昇は、
男性で7.5%、女性で4.7%
に高まりました。
週にワイン1本分の飲酒によるガン発症のリスク上昇を、タバコによるリスク上昇に置き換えると、男性では5本、女性では週に10本と同等になりました。
1週間にワイン3本分の飲酒の影響は、男性で週に8本、女性では週に23本に匹敵しました。
まとめ
今回は、適量の飲酒量でもガンに罹患する確率が上昇するということについて書いていきました。
週に1本程度の飲酒習慣であっても、ガン発症リスクに関係することを考えると、大変怖いですよね!!
健康被害をしっかりと考えた上で、飲酒などをするようにしましょうね!
今回はこの辺で、、、